どの国で海外寿司職人になるのが一番いいの?

皆さんこんにちは!GMKAgentの海外寿司シェフ日記へようこそ。

今回のテーマは、海外寿司シェフとして働くのに一番魅力的な国はどこ?です。

「海外で寿司職人として働きたいけれど、どの国が一番良いの?」と考えたことはありませんか?世界中の国々で寿司が人気を集めている中、働く環境やビザ取得のしやすさ、給与など、寿司職人としてのキャリアを築くために考慮すべき要素はさまざまです。今回は、特にイギリスをおすすめする理由を他国のワーキングホリデービザ(ワーホリビザ)との比較を交えながら紹介していきます。

目次

  • ビザの取得にしやすさ

  • 給与寿司準の高さ

  • 英語学習の利点

  • 海外でのキャリアアップ

1. ビザ取得のしやすさ:イギリス vs 他国のワーホリビザ

まず、海外で寿司職人として働くためにはビザの取得が必要です。ビザの取得難易度は国によって異なり、これが就労のしやすさに大きく影響します。特に若者向けのワーホリビザは、経験を積みたい寿司職人にとって有効な手段です。ここでは、イギリスの**YMSビザ(Youth Mobility Scheme)**を他国のワーホリビザと比較してみましょう。

イギリスのYMSビザ(ワーホリビザ)

イギリスのYMSビザは、18歳から30歳までの若者がイギリスで最長2年間働くことを許可するビザです。日本人には年間6000人分の枠があり、抽選ではなく先着順で受け付けています。YMSビザの大きな利点は、スポンサー企業を必要とせず、自分のペースで働けることです。2年間という期間も十分で、寿司職人としてのスキルを伸ばすには最適な環境を提供してくれます。

他国のワーホリビザとの比較

カナダのワーホリビザは、18歳から30歳の若者が対象で、1年間の就労が可能です。カナダも比較的ビザの取得がしやすい国ですが、定員は年間約6500人。イギリスと同様に定員制ですが、申請方法は抽選制です。また、滞在期間が1年間と限られているため、長期的なキャリア形成には少し不向きかもしれません。

オーストラリアでは、ワーホリビザの滞在期間は最初の1年間ですが、農業や特定の分野での就労経験を積むことで、最大3年間の滞在が可能です。ただし、この延長には一定の条件があり、寿司職人として働き続けることができるかどうかは、その時々の職場の需要次第となります。定員はありませんが、申請プロセスが複雑になることがあります。

ニュージーランドのワーホリビザも18歳から30歳までが対象で、1年間の滞在が可能です。延長は基本的に認められておらず、滞在期間が限られているため、長期的なキャリアには少々不向きです。ニュージーランドでは毎年1000人の定員が設けられており、こちらも抽選制です。

これらと比較して、イギリスのYMSビザは2年間の滞在が保証されており、他国のワーホリビザに比べて長期的に働けること、また抽選ではなく先着順であることから、非常に取りやすいビザとなっています。この2年間というのが特に大事で、仕事に就く際にかなり重要になってくるポイントでもあります。通常、仕事を探す際に、ビザの期限がどれくらい残っているのかというのは一番最初に聞かれるポイントです。一度申請してしまえば二年間の猶予があるというのは仕事に就く際に大きなポイントとなります。

2. 給与水準の高さ

次に、イギリスで寿司職人として働く際の給与水準について見てみましょう。イギリスの給与水準は他国と比べても非常に高い傾向があり、特にロンドンやマンチェスターなどの都市部では高収入が期待できます。寿司職人の給与は年収**£35,000〜£50,000**(日本円で約600万〜800万円)に達することが多く、経験やスキル次第でさらに高収入を得ることも可能です。

他国との比較

例えば、オーストラリアでは寿司職人の給与は年収AU$50,000〜60,000(日本円で約400万〜500万円)とされています。オーストラリアの生活費は都市部では比較的高いですが、給与水準自体はイギリスと比較して少し低めです。

カナダでは、寿司職人の年収は約CA$40,000〜50,000(日本円で約360万〜450万円)。カナダの生活費も都市部では高いですが、給与が比較的低いことがデメリットとなります。

ニュージーランドでは、寿司職人の年収はNZ$45,000〜55,000(日本円で約360万〜440万円)であり、他国と比べて給与水準が低いです。

このように、イギリスの寿司職人の給与水準は他国と比べても非常に高く、特に生活費が高いロンドンで働く場合でも、快適な生活を送ることができる水準です。

3. 英語を学べる環境

イギリスで働くもう一つの大きな利点は、英語を学ぶ環境が整っていることです。イギリスは英語圏であり、日常業務の中で自然に英語を使う場面が多いため、英語力を向上させたいと考えている方には理想的な環境です。

また、イギリスには多くの語学学校があり、仕事の合間に通って英語力をさらに伸ばすことができます。たとえば、**Language Studies International(LSI)**などの語学学校では、働きながら英語を学ぶプログラムも提供しており、寿司職人としてのキャリアを積みながら同時に語学力を高めることが可能です。

4. キャリアアップのチャンス

イギリスでの経験は、将来的に他国でのキャリアアップを目指す際にも大きなメリットがあります。特に英語圏での経験は、他の英語圏への移住や転職を考える際に有利に働くことが多いです。

たとえば、イギリスでの寿司職人としての経験を積んだ後、アメリカやカナダ、オーストラリアへの移住を視野に入れることも可能です。イギリスで培った英語力や職業スキルは、他国での就職活動にも大いに役立ちます。特にアメリカやカナダ、オーストラリアでは、英語圏での実務経験が高く評価されるため、キャリアアップのチャンスが広がります。

さらに、イギリスで2年間働いた後、他の国でさらにスキルを磨いたり、より高いポジションを目指したりすることもできます。例えば、ヨーロッパ諸国やアジア諸国における寿司文化が拡大しているため、イギリスでの経験が大いに評価されることでしょう。

結論:イギリスは寿司職人にとって理想的な国

以上の理由から、イギリスは寿司職人として海外でのキャリアをスタートするのに最適な国と言えるでしょう。YMSビザの取りやすさ、他国に比べて高い給与水準、英語を学べる環境、そして将来的なキャリアアップのチャンスを考えると、イギリスは寿司職人にとって非常に魅力的な選択肢です。

GMKAgentでは、イギリスで寿司職人として働きたい方をサポートしています。ビザ取得から現地での生活サポートまで、トータルで支援を行っていますので、ぜひ一度、無料カウンセリングでご相談ください。

GMKAgentの寿司シェフ日記では、実際に海外で働くうえで起こったことや、実際に働いている人へのインタビュー、寿司職人として海外で働くうえでのリアルを発信していますのでぜひ、他の記事も読んでみてください!!それでは、また、次回の寿司シェフ日記でお会いしましょう!

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